ユニバーサルエンターテインメントは5月12日、2022年12月期の第1四半期決算を発表。売上高は前年同四半期比89.1%増の277億35百万円、営業利益23億25百万円(前年同四半期は営業損失40億40百万円)、経常利益109億06百万円(同経常損失19億61百万円)、純利益83億62百万円(同純損失52億06百万円)となり、対前年同期比で大幅な増収、黒字浮上で着地した。
遊技機事業の売上高は前年同四半期比201.6%増の162億38百万円、営業利益は52億87百万円(前年同四半期は営業損失15億25百万円)。当四半期には、パチスロ機では「沖ドキ!DUO」の増産販売、「バーサスリヴァイズ」、「パチスロ デビル メイ クライ 5」、「SLOTマッピー」など計35,647台を販売。パチンコ機は「Pナムココレクション2」シリーズを市場投入し、2,092台を販売した。
統合型リゾート(IR)事業の売上高は112億86百万円(前年同四半期比26.2%増)、営業損失4億98百万円(前年同四半期は営業損失3億86百万円)。なお同社グループが運営するIR施設「オカダ・マニラ」は、フィリピン政府が3月1日から新型コロナ対策の規制を緩和したことを受けて、カジノ、ホテル、飲食、リテイル、エンターテインメントなどすべての事業において、施設収容能力の100%を上限とする運営を認めらている。
メディアコンテンツ事業などその他事業の売上高は1億79百万円(前年同四半期比22.3%減)、営業損失27百万円(前年同四半期は営業利益9百万円)となった。
通期の連結業績予想については未定としている。