近畿2府4県の社協に車椅子寄贈――関西遊商

関西遊商(草加和徳理事長)では、2012年より近畿2府4県の社会福祉協議会に対し車椅子の寄贈を行っている。12月2日、荒谷博文副理事長をはじめとした組合一行は滋賀県社会福祉協議会及び京都府社会福祉協議会を訪れ車椅子を届けた。

京都市中京区の京都府社会福祉協議会で行われた寄贈式には、京都府社会福祉協議会の宮本隆司常務理事、武田知記事務局次長らが出席。荒谷副理事長から寄贈目録を受け取った宮本常務理事は「高齢化が進む中、車椅子は何台あっても足りないくらい。大変感謝している」と謝辞を述べた。

京都府社会福祉協議会には車椅子7台を寄贈。車椅子は京都市をはじめとした府下の社会福祉協議会に振り分けられ、観光者や小学校に体験用として貸し出すなどして活用されるという。

車椅子の寄贈事業は、今回で4回目。同組合では、毎年秋に開催するチャリティゴルフコンペで集まった浄財を原資として車椅子を購入。今年は11月26日から12月11日にかけて近畿2府4県の社会福祉協議会を訪れ、計40台の車椅子を寄贈する。

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京都府社会福祉協議会の宮本隆司常務理事(写真右)に目録を手渡す荒谷博文副理事長(写真左)

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