MIRAIぱちんこ産業連盟は1月19日、都内台東区のオーラムにて1月度定例理事会を開催。Web会議システムを利用したハイブリッド形式で開かれた理事会には103名が出席した。
理事会では、賛助会員に(株)エンタテインメントビジネス総合研究所(藤田宏代表取締役)の入会を承認。そのほか第4回MIRAI経営勉強会の開催概要や第3期定時社員総会に上程する事業計画・予算等を決議した。
委員会報告では、来店客からの意見を取りまとめたMIRAI意見収集フォームについて現状を報告。この意見募集は会員企業が2021年12月15日から実施していたもので、今年1月11日までに来店客から230件の声が集まった。今後はTwitterなどSNSのビッグデータをモニタリングすることで業界に対する評価を統計的に把握しながら、集まった声は3月に開設する公式YouTube内でフィードバックする方針。また、昨年秋に開催されたオープンキャンパスが好評だったことから、第2回を今年4月25日~28日に実施する予定だとして企画準備を進めていることも報告された。
会見では、MIRAIと日遊協が進める時代に即した広告宣伝規制の進捗状況について、東野代表理事は「作成した試案は次回の4団体会議で協議し、承認後は21世紀会で改めて報告する流れ。横断的組織の日遊協が主体で進めており、すでに全日遊連とのすり合わせもスタートしている。SNSを使った広告媒体が4割ほど占める現状に適した規制へとすべく4団体で足並みを揃えていきたい」と趣旨を語った。
また、正式発表が延期となっているスマートパチンコ・スマートパチスロに関しては、ホール、設備、メーカーと3者間で温度感が全く異なっていることを明かし、「正直、ホール側は入れ替え後のさらなる機械投資という面で冷めた状況であることは否めない。部材不足により製造することも困難で様々な意見がぶりかり合っている」と現状を述べた。