経済産業省は、特定のサービス産業の売上高等の経営動向を把握し、景気や雇用動向等の判断材料とするため、毎月実施している「特定サービス産業動態統計調査」の5月度の速報値を公表した。
これによると調査対象企業が営むパチンコ店は合計1,181店舗で、1店舗あたりの設置台数は550台。調査結果から算出した1店舗あたりの売上高は前年同月より126百万円多い181百万円(前年同月比324.4%)となった。昨年5月は新型コロナウイルス感染拡大による影響が非常に大きく、1店舗のあたりの売上高が56百万円まで減少したことから、前年同月比では高い伸び率となった。
遊技機1台あたりの売上高は前年同月より226,002円多い329,958円。これを1日あたりに換算すると前年同月より7,290円多い10,644円となる。遊技機1台あたり1日の売上高は、前月に9千円台まで低下したものの、5月は再び1万円台まで回復している。