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セガサミーHD、アミューズメント機器販売SAIをMBOで譲渡

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セガサミーホールディングスは3月25日、同社連結子会社のセガが保有するアミューズメント機器の輸入、販売、製造を行うSega Amusements International Limited(以下、SAI)の全株式をKAIZEN ENTERTAINMENT LIMITED(以下、KAIZEN社)に3月30日付で譲渡すると発表した。

欧米におけるアミューズメント機器の販売は、COVID-19の影響を強く受けて著しく低調に推移しており、2021年3月期第3四半期時点で損失を計上してた。また、英国ではロックダウンが継続するなど、依然として不透明な状況が続いていることから、SAIの現CEOであるPaul Williams氏が新規に設立したKAIZEN社にSAIの株式をMBO方式で譲渡する協議を進めていた。

今回の株式譲渡によって、SAIは同社の連結子会社から除外される。なお、今後の欧米地域におけるアミューズメント機器販売は、SAIにセガブランドの使用を許諾する形式へと移行する。

この譲渡により、セガサミーHDは2021年3月期に特別損失を計上する見込みだが、2月12日公表の通期連結業績予想の修正には織り込んでいるとしている。

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