セガエンタテインメント株式をGENDAに譲渡/セガサミーHD

セガサミーホールディングスは11月4日、同社連結子会社のセガグループが保有するセガエンタテインメント株式の一部を、アミューズメントマシンレンタル事業などを手掛けるGENDA(東京都千代田区)に譲渡することを発表した。

GENDAは年内をめどにセガエンタテインメント株式の85.1%を取得。これによりセガエンタテインメントはセガサミーホールディングスの連結子会社から除外されることとなる。

セガエンタテインメントは全国に199店舗のエンタテインメント施設(うちアミューズメント施設193店舗)を運営。アミューズメント施設運営企業としては、国内第3位の事業規模を誇るが、新型コロナウイルス感染症の影響が強く、施設稼働が著しく低下しており、2021年3月期第1四半期時点で大幅な損失を計上している。GENDAは投資ファンドのミダスキャピタル(東京都千代田区)の傘下企業で、アミューズメントマシンレンタル事業やオンラインクレーンゲーム事業などを手掛ける。今後はアーケードゲーム事業で協業していくという。

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