日工組と日電協は8月25日、連名で「パチンコ・パチスロ21世紀会決議事項の遵守について」と題した文書をホール5団体(全日遊連・日遊協・同友会・余暇進・PCSA)へ発出した。
文書では、5月20日に旧規則機の計画的な撤去について決議したいわゆる21世紀会決議に関して、「一部のホールでは未だに本決議事項の趣旨を理解いただけていない状況にあり、決議事項が守られていないことが確認されている」とし、ホール団体に対し改めて所属の会員(ホール)への決議事項の遵守徹底を求めた。
こうした是正を求める文書は17日にも全日遊連が各都府県方面遊協に発出。期限切れの高射幸性パチスロ機を設置し続けているホールが相次いで報告されている状況に、業界団体や一部のメーカー企業が21世紀会決議事項の遵守を呼び掛けるという事態になっている。