オーイズミ 2021年3月期第1四半期決算、機器事業は大幅な減収減益

オーイズミは8月12日、2021年3月期第1四半期決算短信を公表。これによると、売上高は23億65百万円(前年同四半期比5.8%減)、営業利益2億31百万円(同11.3%減)、経常利益2億18百万円(同4.1%増)となった。

グループのコア事業である機器事業では、周辺設備機器部門で「樹脂研磨式メダル自動補給システム」「多機能IC玉・メダル貸機」の拡販に注力したが、先行き不透明な状況から設備投資スタンスは抑制的で、販売状況は大変厳しいものとなったとしている。また、遊技機部門においても、旧規則機の撤去期限が1年間延長されたことに伴い、新規則機への入れ替え需要の動向を踏まえ、パチスロ機のリリースを繰り延べることとした。これにより機器事業の業績は、売上高が前年同四半期比48.8%減の8億92百万円、セグメント利益は同98.4%減の2百万円の大幅な減収減益となった。

また、2021年3月期の連結業績予想については、新型コロナウイルス感染症の影響により、現段階で合理的な算定が困難であることから、引き続き未定としている。

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