ひったくり防止カバーを無料配布

大阪府遊協(平川容志理事長)は10月9日、毎年恒例となる「車上狙い・ひったくり撲滅キャンペーン」をスタートした。

同キャンペーンは、車上狙い・ひったくりという街頭犯罪の撲滅を目的に、同組合の善意の箱・社会貢献委員会が中心となり平成18年度にスタートした社会貢献活動。当初はひったくり防止カバーの寄贈だけだったが、平成20年度には大阪のひったくり発生件数が、なお全国ワーストワンとなっていることから、街頭に出て直接府民に被害防止を訴え、ひったくり発生件数の減少を目指すとともに、同組合の社会貢献活動をPRするため「車上狙い・ひったくり撲滅キャンペーン隊」を組織。以来、府下の各警察署等と連携し、キャンペーン活動を展開してきた。

今年は10月19日までに大阪府下の大淀、東淀川、平野、吹田、北堺、河内長野、枚岡、門真の8カ所でひったくり防止カバーの無料配布をはじめ、所轄警察署の防犯担当者によるひったくり防止の指導などを通じて地域住民への注意喚起を行った。

10月14日、キャンペーン隊は大阪市東淀川区の関西スーパー瑞光店で催されたひったくり防止キャンペーンに参加。キャンペーンでは、大阪府警生活安全指導班によるひったくり防止の防犯教室の他、東淀川警察署の1日警察署長の命を受けた隊長のタレント・タージンさんが、ひったくり防止カバーの効果を説明すると共に、ひったくりに気を付けるよう注意を呼び掛けた。その後、会場を訪れた地域住民にひったくり防止カバーの配布・取り付けを行った。

組合では期間中に2万5,000枚のひったくり防止カバーを配布予定。これにより、ひったくり防止カバーの累計製作枚数は27万3,000枚となる。

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画像 東淀川支部の岩本正幸支部長(写真左)、タレントのタージンさん(写真中央)、東淀川警察署の根来比呂計署長(写真右)の3名による記念撮影

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