余暇進は6月16日、大都販売(東京都台東区)において令和2年度定時社員総会を開催した。
今年度の総会はコロナウイルス感染拡大防止を図るため、開催要件に必要な人員のみの参加とし、全会員より議決権行使がなされた。また、web会議システムとweb動画配信を利用し、会場の模様をリアルタイム視聴できる仕組みを取り入れての開催となった。
総会冒頭、笠井聰夫会長は「パチンコ・パチスロ遊技機の入替期限が1年延び、公的金融機関の融資が可能となったこと、さらに一時は目に余るパチンコ叩きが横行していたのが沈静化したことは雲間の光線といってもよろしいかと思います。全日遊連はじめ業界各団体が結束して行政、自治体、マスコミに働きかけたことが大きかったことはいうまでもありません。本来ならば、メーカー、販社、ホールそれぞれの立場があるなかで大同団結して当たったことの意義は大きいと思います。また、ホールの皆さんの必死の取組みで全国的に感染源となることなく今日に至ったことも声を大にして指摘しておかなければなりません。」と挨拶した。
この後、感染症対策のため会場へ招聘できなかった警察庁生活安全局保安課の斎藤敬之課長補佐の挨拶を事務局長が代読。続いて総会議事に移り、議案審議は事前の議決権行使に基づき、全議案が承認された。なお、本総会では役員選任の件が諮られ、新たな理事に金海晃和氏(株式会社ニューギン販売)、矢部伸一郎氏(京楽産業.株式会社)の2名が就任した。