営業所数、前年比421店舗減の9,639店舗/警察庁

警察庁はこのほど、風俗関係事犯の取締り状況や風俗営業等の営業所数の推移を示す統計資料「令和元年における風俗環境の現状と風俗関係事犯の取締り状況等について」を発表した。

同資料によると2019年12月末時点での全国のパチンコホール数は、前年より421店舗少ない9,639店舗、遊技機の総設置台数は10万6,801台少ない419万5,930台。パチンコホールは1995年のピーク時を境に毎年減少傾向となっていたが、1万店を割り込んだのは実に39年ぶり。

遊技機別では、パチンコ機が前年比7万9,464台減の255万7,845台、パチスロ機は同比2万7,337台減の163万7,906台、スマートボール等は増減なしの179台。1店舗あたりの備付台数は435.3台と前年比7.6台増加した。

遊技機設置台数別の営業所数では、100台以下の店舗は9店舗増の219店舗、101~300台の店舗は237店舗減の3,058店舗、301~500台の店舗は194店舗減の3,451店舗、501~1,000台の店舗は25店舗減の2,565店舗、1,001台以上の店舗は26店舗増の346店舗。全体数が減少する中、過去5年間の推移では500台以下の営業所が減少傾向にあり、1,001台以上の営業所は増加傾向が続いている。

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