中国遊商は5月16日、広島市内のANAクラウンプラザホテル広島にて令和元年度第49回通常総会を開催した。
総会は組合員総数68名中、63名の出席により成立。平成30年度事業経過報告及び同決算関係承認、令和元年度事業計画(案)及び同収支予算(案)並びに同賦課金の額、徴収の時期及びその方法(案)の承認などを審議し、全て原案通り承認可決した。また、任期満了に伴う役員改選が行われ、松原陽輔理事長を再任。松原理事長はこれで6期目となる。
松原理事長は「新基準機の入れ替え、普及の適切な対応が進めば、射幸性に頼らずお客様が安心して遊べる手軽で身近な健全娯楽の提供という原点に立ち返り、新たな遊技環境が整うこととなると考えている。その期待を現実とするために、中古機流通事業に携わる我々組合員が一致団結して一層の健全化を目指し、新たな時代に希望が持てる業界になるよう取り組んでいきたい」と述べ、組合運営に理解と協力を呼び掛けた。
また総会後には、広島県警察本部生活安全部生活安全総務課の林田辰男課長補佐が「遊技業の健全化について」と題した行政講話を行った。林田課長補佐は「今後2年間で新基準機に適合するよう作られた機械に順次入れ替わっていくが、廃棄台が適切に行われなければ不適正機がホールに設置される危険性が高まる」とし、撤去台の適正な処理を求めた。