エース電研は、10月17日・18日の2日間に渡り、大阪市浪速区の関西支社にて無料セミナー及び設備展示会を開催。両日合わせて約80法人の担当者が会場を訪れた。
今回の展示会は「業界環境の変化に合わせた改善」をテーマとし、同社はホール内禁煙化に伴い需要の増加が見込まれる喫煙設備として喫煙ブース「エアパラ喫煙ブース(仮称)」を参考展示した。
本製品は、同社の空気環境改善主力製品である「エアパラダイスJet+」を空気清浄エンジンとして搭載し、ブース内のタバコの煙を強力に吸引し清浄したのち排出する構造。また、ブースの使用状況を無線装置で表示器にて案内し、利用者の利便性を向上させつつ稼働損失の低減を提案するオプションも参考展示した。同社は「今後各種基準値が開示され次第、適正なフィルター搭載量や排気方式を確定させ商品化を目指していく」としている。
会場にはほかにも、新製品の足下仕切りパネル「アンダーシキリート」や空気の力で紙幣を運ぶ紙幣搬送装置「ビルストリーム」、さらに協賛メーカー各社が遊技機の変化に対応した台ランプ、各台メダル計数機システム運用のためのメダルジョッキシステム、カメラセキュリティシステムなど、コンセプトに沿った協賛展示を行った。
無料セミナーでは、アミューズメントビジネスコンサルティングの林秀樹代表取締役が、両日2部構成のセミナーを展開。第1部は「遊技機が変わる、その対応」、第2部は「変化に対応するための考え方」をテーマに、設定付きパチンコ、パチスロ6号機など、機械台の変化に対応するための営業施策をレクチャーした。