関西遊商(草加和徳理事長)は6月1日、大阪市中央区のホテル日航大阪にて第54回通常総会を開催。また総会に先立ち、大阪府警察本部生活安全部保安課の中尾太課長補佐による行政講話、社会福祉法人大阪府共同募金会と大阪府赤十字血液センターからの感謝状贈呈式、代表者研修会を併せて開催した。なお、総会は組合員総数140名中、委任状・代理出席を含む計125名の出席により成立した。
代表者研修会では顧問税理士の坂本幹雄氏が、来年1月から運用がスタートする「マイナンバー制度」について講演。坂本氏は、マイナンバー制度が社会や会社経営にどのような影響を与えるのかや企業としてどういった対応が必要になるのかなどについて解説を行った。
総会の冒頭、和久田守彦前理事長が挨拶。「中古機流通を守るのはもちろん、パチンコが身近で安価で遊べる大衆娯楽になるよう組合として出来る事をやっていきたい」と述べたほか、他団体と協力して各種取り組みを推進していくとの運営方針を示した。
議案審議では、平成26年度事業・決算報告、平成27年度事業計画案、収支予算案、定款の一部改正など8議案全てを可決。役員改選では、前理事長の和久田守彦氏が退任し、草加和徳氏を新理事長に選任した。新任の挨拶を述べた草加理事長は「諸先輩方が築いてきた組合を守り、皆様と共にパチンコ業界の発展に向け頑張っていく所存」と述べた。