セガサミーホールディングスは9月28日、グループ企業各社に分散している管理機能に関し、10月1日より再編することを発表した。
今回の組織再編はグループ企業内で分散あるいは重複している機能等を横断的に統合・再編することでグループ経営の強化や効率化を目的としたもの。
現状、管理機能（経理、人事、財務、総務、法務、ITソリューション等）は、同社とセガホールディングス、サミーに分かれているが、組織改編によりセガサミーホールディングスに集約。人財活用の強化、効率化を進める。
またライセンス機能も現状、セガホールディングス、セガゲームス、サミーに分散していた機能を、セガサミーホールディングス内に新設したグループライセンス本部に集約。意思決定プロセスの集約やIP（知的財産）戦略の強化を図る。
合わせてセガサミーホールディングスでは、リゾート事業本部を新設。同本部では、同事業に関わるパラダイスセガサミー、フェニックスリゾート、セガサミーゴルフエンタテインメント各社の戦略策定や政策推進及び各社の経営管理やマーケティング・開発支援を行っていく。
このほか、グループ監査や内部統制機能も、セガサミーホールディングス内のインターナル・コントロール本部に集約し、グループの内部監査、内部統制機能の強化を図る。
