警察庁は3月12日、風俗関係事犯の取締り状況や風俗営業等の営業所数の推移を示す統計資料「平成26年中における風俗関係事犯の取締り状況等について」を発表した。それによると昨年12月末時点での全国のパチンコホール軒数(パチスロ専門店含む)は11,627店舗、遊技機の総設置台数は4,575,463台となった。
パチンコホール軒数は前年から266店舗の減少。その内訳は、併設店が268店舗減の10,605店舗、パチスロ専門店は2店舗増の1,022店舗となった。ここ数年続いていたパチスロ専門店の増加傾向は収束し、横ばい推移となった。
遊技機設置台数は前年から36,251台の減少。遊技機別では、パチンコ機が前年比69,678台減の2,939,636台、パチスロ機は同比33,435台増の1,635,583台、じやん球遊技機等が8台減の244台。パチンコ機は平成19年以来となる300万台割れとなった。
遊技機設置台数別の営業所数は、100台以下の店舗は25店舗減の293店舗、101~300台の店舗は233店舗減の4,355店舗、301~500台の店舗は147店舗減の4,218店舗、501~1,000台の店舗は118店舗増の2,518店舗、1,001台以上の店舗は21店舗増の243店舗となった。500台以下の店舗は減少、501台以上の店舗は増加という前年の傾向が昨年も続いた。また、1店舗当たりの遊技機台数は393.5台と、前年から5.7台増加した。