三点方式の制度化を強調――PCSA

PCSA(金本朝樹代表理事)2月27日、都内千代田区の都市センターホテルにて第13期第3回臨時社員総会・第51回PCSA経営勉強会を開催。

社員総会の冒頭、挨拶に立った金本朝樹代表理事は、今後行われる可能性がある遊技機規則の改正について「ある程度の射幸性や幅広く多様なゲーム性を持った機種を作る為にも規則改正が必要なのかもしれない」との見解を述べた。また、自民党議連の時代に適した風適法を考える会については「違法な換金行為絶滅を図り、全国どこでも正しい三点方式が行われるためには三点方式の制度化が必要。議連とも力を合わせてできるだけ早く確立していきたい」と、三点方式の制度化を強調した。

議案審議では、正会員・賛助会員3社の休会、「スロット自主規制に関する質問および回答」の報告があった。日電協と日工組へは自主規制文書における「新規設置」「部品供給」に対する認識の確認、回胴遊商には「中古機の移動制限の可能性」について質問を行い、それぞれの回答内容を報告した。

経営勉強会では、第1部に日本労働組合総連合会中央アドバイザー・二宮誠氏が「労働組合の原点・パチンコ関連組合16年の歩み」、第2部では㈱ワールド・ワイズ・ジャパン濱口理佳代表取締役による「社会という“目”から視る遊技産業~近視眼からの脱却、持続可能な産業・企業へ~」と題した講演が開かれた。二宮氏は業界初の労働組合「ダイナムユニオン」結成時のエピソードを交えながら労使協議会のあり方など、労働組合を作るための重要事項を講演した。

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