●1種2種混合機以外で尖ろうとするのはもう諦めよう
皆様ご機嫌麗しゅう!このところまたまともに寝る暇も無くなってきCRAナカムラです!
おかげ様で忙しくさせてもらっていますが、物には限度ってもんがありまして、寝不足が蓄積してくると全てにおいてパフォーマンスがガタ落ちする我が身を「もう歳だもんねぇ…」と嘆く今日この頃、ちょうどこのコラムの掲載日が42歳の誕生日になっております。お祝いの品やファンレターは遊技日本編集部の「ナカムラ愛してる係」まで送って貰えれば、自動的にこちらに届くようになっております(たぶん)!
さてさて、昨今のパチンコは大当り確率1/319・継続率65%が上限の「新基準」と呼ばれる機種がメインになって、メーカー各社はこの範囲内で何とか尖ったスペックを開発しようと四苦八苦してますが、もうね…コレだめでしょ?巨大化した筐体で凝った演出がガッチャンガッチャン動いて、やっとこさ1/319の確率を捉えてビカビカガッシャーーン!大当たり!となったのにも関わらず出玉600個で終了~♪なんてパターンが多過ぎやしませんか?いやいやいや、そりゃね、ボクが人一倍ヒキ弱なのもありますよ!そ・れ・に・し・て・もっ!ですよ!ツボにハマッた時の期待値は旧基準1/399マックス機には遥かに及ばないのに、スカッた時の悲惨さはそれ以上なんですよね…。敢えてもう一回言いますが、ヒキ弱補正済みでの話ですよ、ハイ。
もうさ、尖ったスペックは「CRF戦姫絶唱シンフォギア」(SANKYO)や「CR麻雀物語~役満乱舞のドラム大戦~」(アムテックス)みたいな、ちょっと反則気味の1種2種混合高継続機に任せて、確変機は安定感を求めるスペックにオールシフトした方が良いと思うんだよね。最新機種ではやっぱ「CR大海物語4MTB」みたいな『ちょっとだけ味付けしてあるけどド安定なスペック』がベスト。大海4の「味付け」とは突確の扱いとあんまり差がないラウンド振り分けで、この程度のブレを持たせるのが現内規で「楽しいぱちんこ」を作る上での限界点じゃないかと思うんですよ。
新基準でも新たな可能性として期待されていた小当たりRUSH機もお先は暗いような感じですよね…。某ヒキ弱向けの機種を打ってみましたが、RUSH中の毎度おなじみの煽りベタ、小当たりRUSH突入までのハードルが高い割には爽快感も足りず…勝っても「う~~ん」な感じでした。
各メーカー開発の皆様、尖らせるなら1種2種混合機!確変機は安定感重視!で作っていくのがベターですYO!
CRAナカムラ
奈良・愛知・岐阜・広島で店長職を10年歴任。その後、大阪の某チェーン店で統括営業本部長職を経て独立。常に打ち手目線を持ちつつ…と言えば聞こえはいいが、この男自身パチンコするのが三度のメシより好きという重症患者。