㈱SANKYO(筒井公久代表取締役)は11月9日、平成30年3月期の中間決算を発表した。
上期(今年4月~9月)の連結業績は売上高212.2億円(前年同期比33.3%減)、経常損失49.6億円(前年同期の経常損失は17.5億円)で減収減益となった。
同社グループでは期中にパチンコ5タイトル、パチスロ3タイトルを販売。パチンコにおいては、既存機種の追加スペック機の販売が中心だったこともあり売上は低水準にとどまった。
パチンコの主なタイトルは「フィーバー戦姫絶唱シンフォギア」(SANKYO)、「ヱヴァンゲリヲン~いま、目覚めの時~ Premium Model」(Bisty)となり、その他の発売機種も含めて合計2.4万台を販売。一方のパチスロは「パチスロ マクロスフロンティア3」(SANKYO)、「パチスロ アクエリオンEVOL」(SANKYO)、「パチスロ ゴルゴ13」(SANKYO)等を発売し、合計で1.7万台を販売した。
下期においては、有力タイトル含む多種多様な遊技機ラインナップを準備。売上の最大化が見込めるタイミングを見極めた上で販売していく方針だ。従って通期の連結業績予測は今年5月に公表した内容と変わりなく、売上高970億円(前年比19.1%増)、経常利益87億円(同127%増)を見込む。