ユニバーサル、今年4~9月期は経常損失108億円

㈱ユニバーサルエンターテインメント(富士本淳代表取締役社長)は11月8日、平成29年12月期第2四半期の決算を公表した。

第2四半期累計(平成29年4月~9月)の連結業績は売上高433.8億円(前年同期比23.3%減)、経常損失108.7億円(前年同期は経常利益238億円)と減収減益。

遊技機事業は期中に「イノキロードトゥゴッド」などパチスロ6タイトル、「CRアナザーゴッドハーデス アドベント」のパチンコ1タイトルを販売。同事業における営業利益は18.1億円で前年同期比92.5%減となった。

カジノリゾート事業は、期中の営業損失が70.6億円と大幅な赤字。昨年12月にフィリピン・マニラで部分開業した統合型リゾート施設「Okada Manila」は、来期早々のグランドオープンに向け作業を進めている段階。また既に開業しているVIP向けのカジノフロアは順調に売上を伸ばし、ラグジュアリーホテルも稼働率が増加。飲食施設やショッピングモールも着々と営業を開始しており、月次ベースでの損益が改善するプロセスが続いている状況とした。

なお同社では、これまで3月末だった決算期を今期より12月末へと変更。そのため今期は平成29年4月~平成29年12月となり、この9カ月間における連結の業績予測については、売上高1,019億円~1,158億円、経常利益167億円~245億円と予測した。

-業界ニュース
-,