㈱ダイナム(藤本達司代表取締役)は、パチンコ依存(のめり込み)問題への対応として、7月3日より全404店舗で「自己申告プログラム」を導入した。
既に同社は今年6月より傘下61店舗に「自己申告プログラム」を導入していたが、その結果を踏まえ、全店導入を決定。同社では「自己申告プログラムによってお客様がパチンコ・パチスロにのめり込むことを未然に防ぐ効果があると考えている。全店での導入により、お客様が最適な楽しみ方を出来るよう、一人ひとりをサポートしていく」とし、さらに「当社は『パチンコを誰もが気軽に楽しめる”日常の娯楽”に改革する』という目標を掲げており、そのため社会的な問題となっているパチンコ・パチスロ依存問題への対応は、パチンコ事業を行う会社の責務」との姿勢を示した。
「自己申告プログラム」は、パチンコ・パチスロ依存(のめり込み)問題に悩む遊技客をサポートする仕組み。ホールの会員管理システムを利用し、会員の遊技客を対象に、遊技客が1日に使用する上限金額を決め、その金額を超えた際は、翌来店日に店舗スタッフがお知らせするもの。これにより、自ら適度に楽しみたい、のめり込みを抑制したいと考える遊技客の要望に応え、安全・安心に遊技出来る環境をシステム的にサポートする。