パチスロ適合数 大幅減少/保通協

保通協は、5月1日付けで4月中に実施した型式試験等の実施状況を発表した。

それによると、パチンコの適合数は結果書交付85機種のうち34機種(前月比4機種減)、パチスロの適合数は結果書交付70機種のうち17機種(同16機種減)となった。適合率は、パチンコが40.0%(前月値41.8%)、パチスロが24.3%(前月値39.3%)と、パチスロの適合率の落ち込みが目立った。

パチスロの不適合理由では、「入賞に係る図柄の組合せを表示した場合に、獲得することができる遊技メダル等の数があらかじめ定められていない性能を有していた」「特定の操作を行うことで、出玉が増える再遊技に係る条件装置の作動する確率の状態に、早めに移行する又は遅めに移行する状態を選択できる性能を有していた」など、シミュレーション試験・試射試験以外での理由が散見された。

なお4月中の受理件数は、パチンコが75件(前月比8件減)、パチスロが78件(同8件減)と、それぞれ減少した。

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