京都府遊協(白川鐘一理事長)が、各種社会福祉団体等が行う社会福祉事業を支援するために設立した公益財団法人京遊連社会福祉基金(白川鐘一理事長)は1月29日、京都市上京区の京都府庁を訪れ、寄付・協賛金の贈呈式を開催した。
贈呈式では、福祉事業への寄付金として京都府に200万円、第27回全国車いす駅伝競走大会(3月13日開催予定)の協賛金として全国車いす駅伝競走大会実行委員会に100万円をそれぞれ贈呈。白川鐘一理事長から山内修一副知事に目録が手渡された。これを受け、全国車いす駅伝競走大会実行委員会より感謝状が贈られた。
同財団の平成27年度の寄付・助成金の総額は約1,570万円にのぼり、同財団の前身となる善意の箱、国体の箱での寄付・助成金を含めると累計総額は8億0,849万8,652円となった。
式典後の懇談で、白川理事長は来年、財団が設立30周年を迎えると報告したほか、山内副知事から「2020年に開催されるパラリンピックに向け、京都府は障がい者スポーツへ力を入れている」との話に対し、「財団として力になれることがあれば、協力させて頂きたい」と話した。