㈱ユニバーサルエンターテインメント(富士本淳代表取締役社長)は5月10日、都内江東区の本社で記者発表会を開催。パチスロ新台「沖ドキ!パラダイス」の発表とともに、同社の今後の施策について話した。
新台「沖ドキ!パラダイス」は、大人気の沖ドキ!シリーズ第3弾。コンセプトは「当たりやすい沖ドキ!」で、これまでの沖ドキ!シリーズ機よりも遊びやすい仕様が特徴だ。
主なセールスポイントは「最後の純増3.0枚!」「ライトユーザーにも“沖ドキ!”を!」「もちろん演出も継承!」の3点。ボーナスの合算確率が1/88と非常に高い設計としつつも、ボーナス後32ゲーム間のドキドキや、ハナカナランプ点灯で1ゲーム連+天国モードといった沖ドキ!シリーズの醍醐味もしっかりと継承した。
ゲームフローは、基本的に前作「沖ドキ!トロピカル」を踏襲。初当たりの大半は“れぎゅらーぼーなす”だが、消化後の32ゲーム間はドキドキのチャンスゲーム。内部的に天国モード以上に滞在していれば32ゲーム以内のボーナス連チャンが確定する。連チャンモードのループ率はマックス90%オーバー。またボーナス消化中に“ハナカナランプ”が点灯すれば“びっぐぼーなす”1G連+天国モード以上が確定。ツボにはまった時の連チャン感覚は過去の沖ドキ!シリーズ機に勝るとも劣らない。
本機は25φバージョン(ユニバーサルブロス製)と30φバージョン(アクロス製)を用意。導入開始日は6月27日となっている。
またプレス会では、本機の機種説明後、同社執行役員でマーケット戦略室の長谷川崇彦室長が、今後の施策について説明した。
1点目は、「ユニバーサルカーニバル2016」を今年7月24日(日)に開催予定であると明かした。同イベントはパチスロファン向けのイベントとして過去2回開催し、何れも大盛況を見せた。会を追うごとに参加者が増えたことから、会場を前回の池袋サンシャインシティから東京ビッグサイトへ変更。1万人程度の参加を想定し、過去にも増して大々的にイベントを行う考えとした。長谷川室長は「色々な仕掛けを用意する。アッと驚く夏にしたい」と意気込みを語った。
2点目は、サミー㈱主催のパチスロ及び音楽ファン向けイベント「MAXBEAT」(今年6月18日、恵比寿ザ・ガーデンルームで開催予定)に、同社も楽曲提供という形で協力するとした。
周知の通り、今年4月1日、両社の出資で合弁会社「㈱ZEEG」(ジーグ)が設立され。両社が協業関係であることが明らかとなった。今回の楽曲提供によるイベント協力も、両社の協業施策の一環だ。この点について長谷川室長は「弊社にとってサミー社は強力なライバルだが、あくまでもそれは会社としての立ち位置。協力できるところは協力して、この業界を未来永劫続けていくために盛り上げたいという想いは両社共通なので、こういった取り組みが出来るとご理解頂きたい」と述べた。
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写真説明 ㈱ユニバーサルエンターテインメント 執行役員マーケット戦略室の長谷川崇彦室長