経済産業省大臣官房調査統計グループは11月10日、「特定サービス産業動態統計調査」の2015年9月分速報値を公表した。それによると「パチンコホール」の9月の売上高は3,333億9,500万円で、前年同月比で5.3%のマイナス。昨年4月から続いているマイナス推移はこれで18カ月連続となった。一方で、遊技機の設置台数は同比3.1%増と、増加傾向が続いている。
「パチンコホール」が属する対個人サービス業の趣味・娯楽関連5業種のうち、売上高が対前年同月比で増加したのは「遊園地・テーマパーク」(前年同月比5.6%増)と「ボーリング場」(同比1.7%増)の2業種。「ボーリング場」については、18カ月振りのプラス推移で、利用者数も同比0.2%増加した。