マルハン、創業60周年迎える

パチンコホールを中心に総合エンターテイメント事業を展開するマルハン㈱（韓裕代表取締役）が、5月22日に創業60周年を迎えた。

同社は1957年、現代表取締役会長の韓昌祐氏により京都府京丹後市（旧：京都府中郡峰山町）に創業。名曲喫茶店「LUCE（るーちぇ）」の開業を始まりとして、ボウリング事業、パチンコ事業のほか、現在はグループ企業のマルハンダイニングによる飲食事業、MMインターナショナルによるビルメンテナンス事業、太平洋クラブによるゴルフ事業、サタパナ銀行によるアセアン地域での金融事業など、多岐に渡る事業で更なる成長を続けている。

同社では本年を、100周年に向かって歩みだす新たな1年としており「“人生にヨロコビを”をコーポレートメッセージとして、マルハンに関わる全ての人たちに、『マルハンがあって良かった』と思っていただけるよう、当社はこれからもお客様の満足を追求し、世界のお客様から必要とされる企業を目指して、企業活動を推進していく」（※プレスリリース）としている。

【代表挨拶】
代表取締役会長韓昌祐
人口わずか15,000人の町に、1店20台のパチンコ店と、たった6席の名曲喫茶「るーちぇ」をオープンしたのが昨日のことのようです。あっという間に60年が過ぎました。この間、苦しかったこと、楽しかったこと、たくさんの出来事がありましたが、こうして60周年を迎える事ができたのも皆様のおかげと、心より御礼申し上げます。100周年に向け、「信用・努力・奉仕」という社訓とともにこれからもチャレンジ精神を持ち続け頑張ってまいりたいと思います。

代表取締役社長韓裕
創業60周年という大きな節目を迎えられたことを嬉しく思うとともに、マルハンの歴史に関わるすべての方々に感謝の意を表します。今日のマルハンを支える社訓は、先達が経験した多くの苦難から生まれたものであり、そのDNAを私たちは「業界を変える」という新たな挑戦のなかで継承しております。めまぐるしく変化する昨今、「挑戦」するという熱い想いが大切だと考えます。感謝の気持ちを忘れず顧客視点を大切にし、「業界を変える」という挑戦の中でたゆまぬ努力を重ねてまいりたいと思います。

【沿革】
1957年 5月京都府峰山町に名曲喫茶「るーちぇ」を開店（マルハン創業）

1967年12月兵庫県豊岡市でボウリング場「豊岡フレンドボウル」オープン

1970年 9月京都府峰山町でゴルフ練習場「峰山ゴルフ倶楽部」オープン

1975年 9月京都府に「マルハン野田川店」オープンマルハンの名前を使った第1号店舗

1975年12月マルハン初の本格的な郊外型パチンコ店「マルハン姫路店・神戸店」オープン

1988年10月社名を「株式会社マルハンコーポレーション」に変更、本社を京都市上京区に移転

1991年 9月売上高1000億円を達成

1992年 4月サービスマナーモデル店「マルハン草薙アピア店」オープン

1993年 4月新卒採用を開始

1995年 7月「マルハンパチンコタワー渋谷（MPT渋谷）」オープン

1995年10月 MPT渋谷が日本経済新聞社の「1995優秀先端事業所賞」を受賞

1996年 8月景品卸売り会社、株式会社エムエムインターナショナルを設立