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歳末防犯懇談会で生安部長が講話/大阪府遊協

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大阪府遊協(平川容志理事長)は12月15日、大阪市天王寺区のシェラトン都ホテル大阪において、歳末防犯懇談会および12月の定例理事会を開催した。来賓として、大阪府警察本部生活安全部の池田宏生活安全部長、廣瀬敬治郎保安課長、宮本利男課長補佐が出席した。

はじめに歳末防犯懇談会の行政講話で池田生活安全部長は、街頭犯罪、特殊詐欺等の犯罪抑止活動の強化、交通死亡事故の抑止対策の強化などの歳末警戒に関する協力のお願いのあと、「パチンコ産業が社会に及ぼす影響は非常に大きい。皆様が大衆娯楽への共通認識を持ち続けて健全娯楽確立という初期の目的を成し遂げていただき、業界の健全化がより一層推進されることに期待を寄せるところ」と更なる健全化の推進を呼び掛けた。また、検定機と性能が異なる可能性がある遊技機に関する直面の問題として「長年にわたり業界関係者が業界の健全化を図るために様々な取り組みを行ってきた経緯があるだけに、ある意味残念なこと」としたうえで、「大阪府下においては、今のところこれら遊技機の撤去作業が円滑に行われていると聞き及んでいる。府民からの信頼回復が遂げられるよう皆様の努力に期待したい」と述べた。

この行政講話に対して平川理事長が謝辞を述べ、検定機と性能が異なる可能性がある遊技機の回収・撤去問題の現状報告のあと、府警本部保安課長からパチンコ営業における広告宣伝の適正化の徹底についての行政文が発せられたことに対して「12月9日付で全支部長に対して著しく射幸心をそそる広告宣伝を行うホールに対しては、今後厳しく対応する旨と併せて、業界の健全な発展のために遵法営業の更なる指導を傘下組合員に徹底していく文章を発した」と報告。また、同組合が実施している青色防犯パトロール車寄贈、ひったくり防止キャンペーンや防犯カメラ設置および運用などあらゆる社会貢献活動に対して感謝の言葉を述べた。

12月の定例理事会では、成立報告(定数73名中、出席54名・委任状14計68名)のあと、各委員会、青年部会などから活動報告があった。

なかでも善意の箱・社会貢献委員会からは、組合の善意の箱事業会が主体となり13年間にわたり実施していた福祉車両の大阪府、大阪市への寄贈事業が昨年をもって当初の目標だった200台を達成し終了。このことからこれまでの事業に見合う活動はないかと検討した結果、大阪府内における子供の見守り活動や地域の様々な自主防犯活動に効果的に運用していただきたいとの思いから青色防犯パトロール車の寄贈を継続事業として実施することとなり、9月27日、大阪城公園内において松井大阪府知事出席のもと、大阪市3区、泉南市など7市町、計10自治体に対し、10台の青色防犯パトロール車を寄贈したところであり、今後も継続して実施していくと報告があった。

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