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豊丸産業㈱が「元気はつらつ トレパチ!テーブル」をお披露目

豊丸産業㈱(永野光容代表取締役)は、9月18日の敬老の日に、愛知県知多郡にある高齢者施設「ほたる」にて、福祉向け大型多機能テーブル「元気はつらつ トレパチ!テーブル」をお披露目。

「元気はつらつ トレパチ!テーブル」は、認知症予防を目的として開発された福祉向け専用パチンコ「トレパチ!」に続く新製品で、楽しく遊びながら認知機能と運動機能の維持・向上を図ることができるレクリエーション機器。縦980×横1530mmのテーブルの表面が42インチの大型タッチパネル液晶になっていて、複数の人が集まって一緒に遊べる点が大きな特徴となっている。防水仕様の全面強化ガラス、ソフトエッジ、着脱式の電源プラグなど安全性への配慮がなされているうえ、普段は食卓テーブルとしても使用できるので、保管場所を確保する必要がないのも同製品の特徴と言える。

頭を使うクイズやエクササイズなど子どもから高齢者まで幅広い世代の人が楽しめるジャンルの異なる10種類のゲームアプリを搭載。その内の1つ「元気はつらつ!チャレンジ」は、世界中で広く使用されている認知機能検査「ミニメンタルステート検査」(MMSE)をベースに、リラックスした雰囲気の中で検査をスムーズに進行できるようゲーム風にアレンジしたもの。検査結果を詳細データとして記録・保存し、スコアや内容の変化などの効果測定を簡単に行うことができるため、利用者自身にとっても励みにもなるという。

イベントでは、施設利用者と地元の子ども達が同製品を通じて交流。複数名でできるオセロ「みんなでリバーシ」とバラバラの文字を並び替えて一つの単語を作る脳トレゲーム「言葉のかくれんぼ」を楽しんだ。ゲームを体験した施設利用者は「とても楽しかった。また遊ばせてもらう」と楽しそうに話していた。

同施設を運営する布目裕貴代表取締役は「トレパチ!テーブル」を導入した経緯について、「当施設ではすでに『トレパチ!』を導入しており、パチンコができるなら行こうかな、という風に施設利用者様が家から外に出るきっかけの一つとして役に立っている。今度の『トレパチ!テーブル』は、遊んでいるつもりが自然とリハビリになっているという点で『トレパチ!』と似ているが、複数名がコミュニケーションを取りながら遊べるという点に魅力を感じている。さらに、子どもでも遊べるゲームなので入所者のお孫さんが施設に行く動機となり、家族を繋ぐきっかけにもなると期待している」と話した。

当日、会場を訪れた永野光容代表取締役社長は楽しそうに遊ぶ利用者の姿を見て終始笑顔で見守っていた。永野社長は「人手が足りない施設様が多い中で、利用者が周囲の手助けなく、楽しめるものを作りたかった」とコメント。さらに「いつまでも健康で元気に人生を楽しむことができる環境の一助になれば」と新製品に期待を示した。

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