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パチ元会が大阪で大規模セミナー

投稿日:2016年2月1日 更新日:

業界有志による勉強会組織「パチンコを元気にする会」(戎谷育雄理事長)は1月29日、大阪市北区の梅田センタービルにて「パチンコを元気にする会 緊急セミナー」をDMMぱちタウンとの共催で実施。ホール関係者を中心に500名を超える申し込みがあった。

セミナーは「業界情勢」「マネージメント・教育」「マーケティング・経営」「コンプライアンス」「プロモーション」関連の全18講座を用意。1講座は60分間。6つの部屋で同時に行われ、受講者は最大3講座、任意で受講した。また、会場内には協賛企業がブース出展し、新製品・サービスなどをPRした。

最終講座の1つでは、㈱NANASEの菊池雅人代表取締役、㈱PSトータルサポートの北野良代表取締役、㈱エスサポートの三木貴鎬代表取締役によるパネルディスカッション「激動2016!どうなる遊技機(スロット)緊急ディスカッション」を実施。スロットの最新情報をもとに、今後のスロット市場について意見を交わした。

その中で、菊池代表取締役は業績向上のための施策として機械育成の必要性を訴えた。「高設定を入れれば反応する層は必ずいる。強い店ではそこが飛びぬけている。設定が入っているかもという『しかけ』をしっかり作り込んでいくべき」と話し、高設定の活用した施策や中間設定が活きる機種などを紹介した。また北野代表取締役は「今年はパチンコが厳しい状況なので、スロットは『攻め』ざるを得ない。ただし、大手の様に定番機の増台ではなく、新台の中から『若年層が打つ』機種を間違わずに導入していくことが必要」などと述べた。

パチンコを元気にする会は、関西近畿地域における「勉強会」「情報交換」等を通じ、ホール運営に関わる全て従事者の「スキルアップ」「クオリティアップ」と共に、その「動機付け」を目的に2012年に設立。以来、年2回の大規模セミナーと毎月の勉強会を無料で提供している。今回のセミナーにおける参加費も無料で、講師陣も全てボランティアで、協賛企業の資金協力で運営された。

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