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藤商事が通期連結業績予想を20億円の赤字に下方修正、部材供給不足などが影響

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藤商事は4月15日、2022年3月期の最終損益を従来予想の14億円から下方修正し、20億円の赤字(前期は1億22百万円の黒字)になる見通しだと発表した。世界的な半導体不足による部材の供給不足や価格高騰などが影響した。

売上高は296億円(前期は269億27百万円、従来予想は346億円)、営業損益は7億30百万円の赤字(前期は3億83百万円の黒字、従来予想は20億円)、経常損益は6億30百万円の赤字(前期は4億86百万円の黒字、従来予想は20億円)と、それぞれ従来予想を下回る見込み。

パチンコ機では新規大型タイトル「Pとある科学の超電磁砲」などを販売したが、世界的な半導体不足などの影響で部材供給が不安定となり、主力2タイトルの販売時期を来期に繰り越すなど、販売ラインナップを大幅に変更。通期のパチンコ・パチスロ累計販売台数は前回予想の95千台を下回る82千台となる見通し。また、利益面についても販売台数の減少に加え、部材供給不足の対応などによる一時的な部材価格高騰の影響を受け大幅に原価が上昇した。

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