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ダイコク電機1Q決算、黒字浮上、ホールコンシステムアップ件数や情報公開端末の販売が順調

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ダイコク電機は8月13日、2022年3月期第1四半期(21年4月-6月)連結決算を発表。ホールコンピュータのシステムアップ件数や情報公開端末の販売が順調に推移し、売上高は前年同期比0.8%増の53億63百万円、営業利益は3億75百万円(前年同期は3億21百万円の損失)、経常利益は3億98百万円(同2億77百万円の損失)、純利益は2億64百万円(同2億11百万円の損失)と黒字に浮上した。

情報システム事業の売上高は43億43百万円(前年同期比5.5%増)、セグメント利益は6億43百万円(同309.8%増)。パチンコホール経営企業の周辺設備への投資マインドが低下しているなか、Webセミナーでのパチンコ新規則機の具体的な管理手法の提案等を契機として、AIホールコンピュータ「X(カイ)」のシステムアップ件数や、遊タイム機の情報をファンに分かりやすく伝える情報公開端末「REVOLA」や「IL-X3」の販売が前年同期を上回り、順調に推移した。

制御システム事業の売上高は10億22百万円(前年同期比15.6%減)、セグメント利益1億5百万円(前年同期は72百万円の損失)。パチンコ機向け制御ユニットにおいて、大型タイトル向けの販売があり前年同期を上回ったが、表示ユニット及び部品販売は前年同期を下回った。

なお通期の業績予想については、5月に発表した数値を据え置いている。

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