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余暇進が令和3年6月度部会を開催

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一般社団法人余暇環境整備推進協議会(余暇進)は6月15日、令和3年6月度の部会・理事会を開催した。今回の部会・理事会も感染症対策のため全面web方式での開催となった。

部会では、5月の「パチンコ・パチスロ依存問題啓発週間」に合わせ、パチンコ・パチスロ産業21世紀会が制作した動画コンテンツ「パチンコ・パチスロ依存問題webフォーラム」を視聴し、依存問題への理解を深めた。また、講演前には会員プレゼンテーションとして株式会社大光から「下水道料金の出口管理」、株式会社アミューズメントプレスジャパンから「パチンコ・パチスロプレイヤー調査2021」の製品紹介があった。

WEBフォーラムは、本年5月14日から20日までの「パチンコ・パチスロ依存問題啓発週間」に合わせ、21世紀会が制作した動画コンテンツ。21世紀会では政府が定めたギャンブル等依存症対策推進基本計画に基づき、3年前より同計画に定める啓発期間において社会等に向けて、遊技業界が取り組む依存問題を周知・啓蒙する活動を展開している。本年は昨年に引き続き感染症拡大防止の観点から、会場型フォーラムの開催を見送るかわりに、有識者による各種メッセージを動画コンテンツとして配信した。今回は社会向けに作成された動画コンテンツを提供側である遊技業界関係者も視聴することで、あらためて依存問題についての知識を深めることにつながったという。

パチンコ・パチスロ依存問題webフォーラム(「安心娯楽宣言」内の動画視聴ページへ移動します)

会員プレゼンテーションでは、大光から経費削減策の提案として「下水道料金の出口管理」に関する紹介があった。説明は同事業を手掛ける三井興業株式会社の沼田由巳部長が担当。下水道料金は下水道の使用料と徴収されるものだが、内訳として使用量に応じた従量制が設けられている。この使用量を測定する排水メーターを下水道本管の手前に取り付けることにより、実際の排出量を正確に測定し、正しく使用料が算定されることで、従来よりも下水道料金を低減させる仕組みが紹介された。

アミューズメントプレスジャパンは、調査報告書「パチンコ・パチスロプレイヤー調査2021」を紹介。本調査は毎年1回、同社と他2社の共同で行われているもので、最新版について同社執行役員常務の田中剛氏から本書のポイントが伝えられた。田中氏は、遊技頻度など遊び方に関する最新の定量調査の結果を示したほか、マクロ視点による遊技動向を把握することで、如何に会員分析の精度を高められるのかといった内容で本書を紹介した。

部会終了後はオンラインによる理事会を開催した。各種報告や協議事項のほか、執行部人事については、佐藤会長から平山剛理事を常務理事へ選任すると理事会に起案し理事会はそれに同意した。平山理事はその場で快諾し、当日付で新常務理事に就任した。

余暇進令和3年6月度部会

三井興業・沼田氏(左)、アミューズメントプレスジャパン・田中氏(右)

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