和歌山県遊協は5月28日、和歌山市内のホテルグランヴィア和歌山にて第55回通常総会を開催。議事では、2019年事業報告並びに2020年度事業計画など6議案を審議し、原案通り承認可決。任期満了に伴う役員改選では、新たに金貴如氏を理事長に選任した。
事業報告によると、2019年末における組合員の店舗数は前年比6店舗減の73店舗、遊技機設置台数は同比1,807台減の3万3,633台となった。2月19日に開催され、都府県方面遊協主催では全国初の取り組みとなった「ギャンブル等依存問題を考えるセミナー」については、依存問題の専門家等を招き、講演やパネルディスカッションを実施。広く一般に参加を呼び掛けた結果、200名近い参加者が集まり、官民連携して依存問題に取り組むための記念すべき第一歩となったことを報告した。
また、2020年度の事業計画では継続的重点推進項目として依存問題に向けた諸施策の推進、手軽で快適に遊技が出来る遊技環境の構築など全14項目が盛り込まれた。