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京都府等に寄付・協賛金を贈呈/京遊連社会福祉基金

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白川鐘一理事長(写真左)と山内修一京都府副知事(写真右)

公益財団法人京遊連社会福祉基金(白川鐘一理事長)は1月27日、京都市上京区の京都府庁を訪れ、京都府が推進する福祉行政への支援を目的に寄付金150万円、障害者の社会参加の促進と障害者スポーツの振興などを目的とした天皇盃第31回全国車いす駅伝競走大会(令和2年3月10日開催)に協賛するとして、実行委員会(西脇隆俊会長)に寄付金100万円の目録をいずれも山内修一京都府副知事に手渡した。

これに対して同大会実行委員会の西脇隆俊会長から障害者スポーツの重要性に深い理解を示し、天皇陛下御即位記念天皇盃第31回全国車いす駅伝競走大会の実施に多額の金員を寄付したことに対して感謝状が贈られた。

同財団はこのほか、令和元年度はホームページ上で公募を受けた京都府内22団体の福祉団体等を選考して20の福祉団体等に重度障害者用移動リフト購入資金、施設整備事業等の助成金として計861万円を助成したほか、京都新聞社会福祉事業団に100万円、京都府共同募金会へ50万円を実施するなど令和元年度寄附助成事業における寄附総額は1,379万円余りとなり、同財団の前身となる善意の箱、国体の箱での寄付・助成金を含めると累計総額は8億8,849万1,544円となった。

贈呈式後の歓談の席で、山内修一京都府副知事は「農業支援で育った作物を調理する現場で障害者の皆さんが参加して、地元の名産品などを作っています。障害者が皆さんのご支援を受けることによって頑張っている姿を見て社会的な整備はされてきた」と述べた。

白川理事長は「財団発足以来33年目に入り、これまでに9億円近くの寄付を行ってきましたが福祉は継続なり、継続は力なりと言います。先輩たちのおかげでこうして続けてこられた。社会的には評価は受けにくいが、我々は誇りを持って行っている」と思いを語り、パラリンピックの語源を披露するなど場を和ませた。

※パラリンピックの語源/英語でパラプレジア(paraplegia:下半身不随)とオリンピック(Olympic)の造語として始まり、現在では下半身不随以外の身体障害者も大会に参加することからパラレル(parallel:平行)とオリンピックで「もう一つのオリンピック」と解釈されるようになった。

副知事室で歓談する京遊連社会福祉基金の一行

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