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ライターの大崎一万発氏が講演、業界の政治活動を振り返る/全遊振

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全遊振は10月10日、都内台東区のホテルパークサイドで例会セミナーを開いた。

第一部としてまずは曽我部康二会長、顧問の三井慶満氏、同じく顧問の小森勇氏が講話。その後、第二部としてリスペクトマインドの武内臣介代表取締役が登壇し、「武器としての価値創造~新基準機時代で勝つ、この先の考え方~」をテーマに講演した。規則改正による全撤去があることを踏まえ、まずは来年の状況として「2019年末でのP機・6号機の導入率が、仮に30%までいったとしても残り13か月でPS290万台を入れ替える必要がある。入替需要は間違いなくあるが、さてメーカーは月あたり22万台を市場投入できるか、ホールは導入する体力があるか、という点が問題」と述べた。

次に戦略として「競争状況により新台を積極購入し、No.1を目指す【勝ち抜き戦略】でいくのか、または設置比率をいつ何%にしていくのかを計画し、動く中古を活用する【生き残り戦略】でいくのか、平均入替単価で40万円以上かどうかで分けて考える必要がある」と話した。さらに「年末撤去で高射幸性機以外の来店動機が少ない店舗は大幅に稼働を落とす可能性も。よって新たな武器を身に着けて魅力的な選ばれるお店にしていく必要がある。それにはお客様に新基準機を知ってもらう努力も必要」とした。最後にコミュニケーションツールとして「接客スタッフでなく、台とお客様をつなぎ機種のファンを増やし、売上につなげる営業スタッフになることが大事」だと述べた。

最後に第三部としてライターの大崎一万発氏が登壇し、「今、業界で何が起ころうとしているのか~渦中の男が語る真実~」について講演。大崎氏は冒頭、パチンコ業界の政治活動について言及し「規制強化で追い込まれている中、パチンコ業界として与党の族議員を抱える必要性はあるか?ある、と思う。2017年、規則改正の素案で【パチスロ出玉率上限110%】を、業界団体が議員と交渉して【上限115%】に変更される事例があったが、これが顕著な例。今回も尾立さんを担いで、この業界の影響力、団結力をみせる場面があった。実質わずか3か月の活動で9万票という数字は、結果は残念だったものの感触は良かった。私も個人的にユーザー票の発掘ができればと思い活動したが、今後も業界のためになるのであれば続けていきたい」と述べ、加えて旧知の関係であり話題の「NHKから国民を守る会代表の立花氏」についても「賛否はあるが、あの発信力については侮れない」と様々なエピソードを披露した。

次に、YouTubeなどSNSを使った販促活動の有効性について言及。「ただし他店と同じことをやっていたのでは単なる模倣。決してオリジナルを超えられない。もっと独自性が必用。積極的に選ばれる店になるには独自性を発揮し、打ち出すしかない。秋葉原のアイランドしかり、神奈川のアマテラスしかり」と述べ、「結局こちらから【玉が出るよ】とは伝えられない。玉が出るか出ないかは時の運だけど、オレはこういう理由でこの店に行く、という店づくりをして欲しい」と話した。そして最後に「僕の座右の銘は【鶏口と為るも牛後と為る無かれ】。大きな部分のケツに付くなら、小さな頭になれ、という意味。ホールも同じだと思う。市場が縮小していく中、独自の色を付けるのが大事。行きたくなる店、になってほしい」と締めた。

なお、11月27日に開催予定だった「JAPaNセミナー」が諸般の事情により延期されたことも告知された。

大崎一万発氏

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