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pp奨学金、大学院生など36名に給付

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社会福祉法人さぽうと21とpp奨学金委員会は3月27日、都内港区の国際文化会館にて「pp奨学金2019年度総会ならびに式典」を開催。奨学金給付決定通知書授与式の他、給付生6名によるスピーチや寄付企業に対しての感謝状授与が行われた。

pp奨学金は、2016年にパチンコ・パチスロ業界とさぽうと21が設立した、返金を求めない給付型学生支援プログラム。一般公募・選考を開始してから2回目を迎えた2019年度は、2018年9月15日から募集を開始した結果、前回を大きく上回る152名の応募があった。応募者の中から書類選考により41名を選考し、最終面接を経て大学院生12名、学部生22名、高専生1名、専門学校生1名の計36名が給付生に選ばれた。

応募用紙のアンケートによると、pp奨学金を知るきっかけとして最も多かった回答は「奨学金.net」をはじめとする奨学金情報のウェブサイトで、学校や先生といった回答も多くみられたという。学校職員からの問い合わせも増加傾向にあり、全国の高校や大学などで周知されてきている結果だとした。

式典の冒頭、挨拶に立ったpp奨学金委員会の深谷友尋委員長は「支援してくださった各ホールと団体企業に心から御礼申し上げる。社会貢献というのは、身の丈に合った継続的な支援を行うことに意義がある。昔では考えられないような苦学生が多いこの時代に、社会へ出た時には同じスタートを切れるよう、ピアニッシモのようなささやかな支援を続けていきたい」と述べ、今後も継続的な協力を呼び掛けた。

pp奨学金委員会の深谷友尋委員長

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