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「くぎ確認シート」現状を説明/東京都遊協

投稿日:2017年3月28日 更新日:

東京都遊協(阿部恭久理事長)は3月23日、都内新宿区の遊技会館にて3月定例理事会を開催。88名中55名の理事が出席した中、平成29年度重点推進項目などの議決事項4議案を決議した。

冒頭、阿部恭久理事長は、東京都遊協50周年記念事業や依存のめり込み問題などに触れつつ、メーカー側が提案する新遊技機について「メーカーも今までの遊技機作りではいけないということで、様々な提案が出てきている。一丸となって乗り切り、少しでもファンに喜んでいただけるような遊技環境を構築していきたい」と、遊技機仕様検討会で討議されている新遊技機に期待を寄せた。

理事会の議決事項は「創立50周年記念に伴う社会貢献事業」「平成29年度重点推進項目」「機械対策委員の補充選任」「㈱柿芝との契約」の4議案。50周年記念事業では、公益財団法人アニメイト協会及び島田療育センターの2団体への活動資金協賛や、シンガポール研修視察、9月のオープン懸賞でのファン告知などが盛り込まれた。

各委員会報告では機械対策委員会から「くぎ確認シート」について1台に1枚なのか、取説に1枚なのかが曖昧な点からメーカーへ問い合わせた結果、メーカーによって不確定であったと報告。その件について阿部理事長は「各社対応ということで、全日遊連としては1台に1枚付けて欲しいという要望を出している」と、返答があり次第通達するとした。また、遊技機仕様検討会の“はやぶさプロジェクト”の概要ついて「短時間で楽しめつつも、やめ時が分かり易い一発台のようなもの。閉店前の稼働に繋がるような、㈱大一商会製“CR天下一閃”の仕様に近い遊技機開発を進めている」と具体的な機種を挙げて説明した。

また同日は、島田療育センターを守る会が平成28年度報告会を開催。同センターの山川常雄理事長をはじめ、代表世話人の松下恵氏らが出席し、昭和50年から続く寄付金総額や寄付金用途を説明した。

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