東京都遊協（阿部恭久理事長）は5月21日、都内文京区の東京ドームホテルで第46回通常総代会を開催。任期満了に伴う役員改選で、阿部恭久理事長を再任した。
総会は総代125名中、65名が出席し成立。議事では全11号議案全てを可決した。
事業報告によると、東京都内の組合員店舗数は、前年度対比で19店舗減の1,034店舗。遊技機台数は前年度対比で1,093台減の34万6,830台と、業界不況を反映した厳しい推移を見せている。
このようななか事業計画では、消費税対応の推進や、遊技人口の増大、東日本大震災被災地復興支援などの社会貢献事業の展開などを事業方針として示した。
阿部理事長は冒頭、「早いもので私が原田相談役から重責を継いでから１期2年が経った。そうしたなか、他県の理事から強く推されたころもあり、全日遊連理事長に立候補することを決断した。重要なことは遊技人口の増加施策である。現在のお客様を減らさない一方で、スリープ層の回復、新規層の開拓を、メーカー団体とも連携し真っ先に取り組んでいく所存だ。組合員には改めてご支援、ご協力を切にお願いしたい」と挨拶。同組合、そして全日遊連の理事長を務めるに当たり、ファン人口の回復を最重要施策に掲げた。
なお当日は総代会に先立ち、これまで同組合の理事を務め、今総会で退任する人達へ感謝状と記念品を贈呈した。