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相羽宗一郎氏が理事長再任――奈良県遊協

投稿日:2015年6月22日 更新日:

奈良県遊協(相羽宗一郎理事長)は6月18日、奈良県橿原市の橿原ロイヤルホテルにて第49回通常総会を開催。平成26年度事業・決算報告、平成27年度の事業計画(案)・予算(案)など5議案を原案通り承認可決。役員改選では相羽宗一郎理事長を再任した。

冒頭、挨拶に立った相羽理事長は「組合員の皆様にはのめり込み防止標語のチラシ掲載やのめり込み防止ガイドラインの運用などをお願いしているところではあるが、まだ自分のところだけ良ければ良いといった考え方のホールが散見される。今、この逆風の時こそ足並みを揃え、行動していかなければならない」との考えを示し、組合員に対し理解と協力を呼び掛けた。

来賓祝辞では、奈良県警察本部生活安全部の竹田昌司参事官が登壇。業界が健全な大衆娯楽として更なる発展を遂げるために必要な事として、射幸性の抑制に向けた取り組みとのめり込み問題への対策、ホールにおける置引き対策、ルールの遵守の3点についてそれぞれ考えを示した。

続いて催された特別講演では、奈良県警察本部生活安全部生活安全企画課許認可審査室の岡本哲也室長が「ぱちんこ営業の健全化について」と題した講話を行った。岡本室長は、遊技機の不正改造の絶無、賞品に関する問題、広告・宣伝等の健全化の3点について言及。そのうち広告・宣伝等の健全化については「広告・宣伝等の健全化はぱちんこ営業の重要な要素であり、遊技機における射幸性の抑制と同様に、過度なのめり込みやのめり込みに起因する犯罪等の防止という点で意義がある。この機会に再確認して頂きたい」として、広告・宣伝の更なる健全化を求めた。

また、総会に先立ち同組合が社会貢献活動の一環として実施している協賛金及び協賛品の贈呈式が催され、社会福祉法人奈良県社会福祉協議会に自家発電機15台、公益財団法人奈良県防犯協会に200万円、公益財団法人奈良県暴力団追放県民センターに100万円をそれぞれ寄贈した。

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