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『大衆娯楽の原点』に立ち返った健全営業を――兵庫県遊協

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兵庫県遊協(米田義一理事長)は6月13日、神戸市中央区のANAクラウンプラザ神戸において第46回通常総会を開催。また、兵庫県遊技業組合連合会第57回定時総会並びに兵庫県遊技業組合防犯協力会の第35回定時総会も併せて開催した。

総会は組合員総数265名中委任状出席を含め233名の出席により成立。議案審議では、平成25年度事業報告及び収支決算書等承認、平成26年事業計画及び収支予算設定の件等、全6議案が上程され、すべて原案通り可決承認された。また、任期満了に伴う役員改選では、米田義一理事長の続投が満場一致で決定した。

総会冒頭、挨拶を述べた米田義一理事長は「業界を取り巻く環境は厳しいが、こんな時こそ今一度『大衆娯楽の原点』に立ち返り、商いの基本である『お客様第一』の健全営業に徹していくことこそが、明日に繋がる何よりの近道と考える」と語り、健全営業の徹底を呼び掛けた。また、米田理事長は嬉しいニュースとして今年4月、兵庫県明石市に「すばる保育園」を開園した事、兵庫県遊連青年部会が中心となって推進する「障害福祉活動」が全日本社会貢献団体機構の社会貢献大賞に選出された事を報告した。

議事終了後には、はあーとふるふぁんど表彰状贈呈式が催され、兵遊協ハート玉福祉支援事業の推進に功労した企業、店舗、支部組合に表彰状を贈呈。続いて、ひょうごボランティアあしすと並びにひょうごふるさと新興サポートの支援金贈呈式が催され、兵庫県下37の福祉施設・団体に支援金を贈呈した。

来賓祝辞では、井戸敏三兵庫県知事、兵庫県警察本部生活安全部の黒河内豊部長が登壇。黒河内部長はその中で、ホール営業が地域住民から親しまれ手軽で楽しい大衆娯楽として更に発展する為の重要なポイントとして「店内及び周辺の安全確保」「ホール営業の更なる健全化」の2点を挙げた。

「店内及び周辺の安全確保」については、遊技客及び地域住民の安全の確保を目的として店内外における防犯カメラの設置を促した。また「ホール営業の更なる健全化」については、遊技機の不正改造の根絶、射幸心を煽る違法な誇大広告の排除、適正な賞品提供の徹底の3点を軸に一層の配慮を求めた。

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