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佐野慎一氏が理事長就任――日電協

投稿日:2015年6月13日 更新日:

日電協(佐野慎一理事長)は6月12日、都内千代田区のパレスホテル東京で第35回通常総会を開催。役員改選により、佐野慎一氏が理事長に就任した。

総会冒頭、里見治前理事長は「私は今後、後方支援に回り、サポートできる部分はサポートしていく。これまで、業界を良い方向へ持っていけなかった点をお詫びする。あとは佐野さんに引き継ぐので、業界の発展のために頑張って頂きたい。長年、ありがとうございました」と挨拶。後進の活躍に期待を寄せた。

同組合の平成26年度(平成26年4月1日から平成27年3月31日)における証紙発給枚数は80万2,642枚。昨年比で5.5%増(昨年度は75万9,126枚)となった。また平成27年度の事業方針として①健全化・セキュリティ対策の効果的推進②時代に適合した回胴式遊技機の開発研究③ART機能の主基板移行など自主規制方策の的確な推進④業界の活性化に向けた関係団体との連携強化⑤「8月4日はパチスロの日」の開催⑥社会貢献活動の6点を掲げた。

総会後の記者会見で佐野新理事長は「8代目の理事長となるわけだが、様々なことが起こっているなか、頑張っていきたい。副理事長をこれまでの2名から3名に増やし、色々サポートして頂くことになる」と述べ、役員体制を強化した上で、諸問題の解決に当たる考えを示した。

また同氏はその後、記者からの質疑に応える形で、パチスロ自主規制問題の現状を説明。6月11日に同組合と日工組間で、今年12月以降に設置されることとなるメイン基板管理のART(AT)機の自主規制スケジュールについて合意したことを明かした。周知の通り、メイン基板管理に移行してもなお一部、問題と考えられる機能については、これまで未解決だった。この点を踏まえ、今年12月以降に型式試験申請するパチスロ機は、問題を全てクリアした仕様とすること、問題を全てクリアしていない仕様のメイン基板管理ART(AT)機の申請は今年11月末までとし、新台販売期限も来年6月末までとした。なお同案は、日電協と日工組間では合意したものの、警察庁の了解を取ることは今後という現状だ。

総会後には多数の来賓を招き懇親会が開かれた。来賓を代表し、他の業界団体のトップほか、警察庁生活安全局保安課の小柳誠二課長、衆議院議員の平沢勝栄氏らが祝辞を述べた。

小柳氏は「業界の健全化を阻害する要因が残されているのも事実。回胴式遊技機に関しては、遊技機規則の趣旨に反して、高い射幸性を有する遊技機が一部で見受けられる。今後も貴組合を含め業界が一致団結して、国民から親しまれる娯楽になる取り組みを強力に推進されることを期待する」と挨拶。また平沢氏は「パチンコファンの数は現在約970万人だが、私が保安課長のとき、確か3,000万人だった。随分シュリンクした。お客様に魅力的で健全な機械を出していくことが、ファンの増加に繋がる。日電協には頭の良い人が一杯いる。知恵を絞り、ファンに喜ばれる良い機械を出し、業界の発展に繋げて頂きたい」と述べ、業界の発展を祈念した。

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