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「様々な変化を好機と捉え、難局を乗り切る」――全日遊連

投稿日:2015年6月24日 更新日:

全日遊連(阿部恭久理事長)6月23日、都内港区のSHINAGAWA GOOS(シナガワグース)で第24回通常総会を開催した。

総会は51会員中、47会員が出席し成立。第1号議案の平成26年度事業報告並びに収支決算等承認の件から第8号議案の総会宣言・スローガン採択の件まで全てを可決。このうち、役員の補充選任の件の可決により、新たに諸田英模氏(福島県・理事長)、平文暉朗氏(茨城県・理事長)、田中幸也氏(千葉県・理事長)、山本祖助氏(広島県・理事長)、金栄作氏(山口県・理事長)が、同組合の理事に就任した。また議案審議に先立ち、功労組合関係者へ感謝状を授与したほか、事業振興に寄与した傘下組合を表彰した。

事業報告書によると、同組合は平成26年度(平成26年4月1日~平成27年3月31日)、主にパチンコファンの回復、拡大への取り組み、のめり込み問題への対策、子ども事故防止対策などで施策を実施。このうち、のめり込み問題への対策については、今年1月27日開催のパチンコ・パチスロ産業賀詞交歓会での「安心娯楽宣言」内の実施施策のひとつに盛り込み、実際に昨年9月より、各組合員ホールが自店舗の折込チラシへのめり込み防止標語を挿入。当初は今年3月までが実施期間であったが、同施策は今年3月の理事会で今年4月以降も当分の間、継続することを決議。現在も実施を続けている。

平成27年度(平成27年4月1日~平成28年3月31日)の事業計画では、基本方針として①パチンコ・パチスロファンの回復②のめり込み問題への対策③安定したホール経営の確立④積極的な社会貢献活動の4点を掲げた。合わせて継続的重点推進事項として、①手軽に安く遊べる遊技環境の構築②「遊技産業活性化プロジェクト」③営業者の賞品買取関与の根絶④適正納税の意識高揚と推進⑤賞品の取り揃えの充実と持ち帰り運動の推進⑥共同購買事業の再構築⑦ホールにおける消費税問題への適切な対応と実践⑧遊技産業健全化推進機構の設立趣旨の徹底⑨不正防止対策及びゴト対策の推進⑩遊技機の販売方法に関する4団体合意「情報の共有化」の運用促進⑪被災地の復興に向けた支援活動の推進⑫遊技機リサイクルの責任自覚と具体的取り組みの推進⑬報道機関に対する情報発信に、取り組むこととした。

阿部恭久理事長は「日遊協総会での警察庁・小柳誠二保安課長の講話における業界に対する要請について、十分ご理解頂き、対応に努力頂きたい。全日遊連も本件については他団体と連携し、業界全体で取り組めるよう進めているところ。私も全日遊連の理事長として2年目を迎えた。前年度の諸施策をより一層推進し、実行を期すため、全力を尽くす。遊技業界は不況の只中にあり、容易に出口の見える状況ではない。しかし様々な変化を好機と捉え、皆様の英知を結集し、気持ちを一つにして難局を乗り切りたい」と、業界を取り巻く状況の改善へ向け、組合員の一致協力を呼びかけた。

また、総会後に催された懇親会の席上、祝辞を述べた警察庁・小柳保安課長は、1円パチンコに代表される遊技料金の低価格化、遊技機の不正改造防止対策、射幸性を抑えた遊技機の開発等、幅広い遊技客に少ない遊技料金で遊技そのものの面白さを楽しんでもらうための取り組みを評価する一方、「のめり込みに起因する各種問題や遊技機の不正改造事犯、賞品買取り事犯、違法な広告宣伝等が後を絶たないなど、健全化を阻害する要因が散見される」とし、ぱちんこ遊技が手軽に安く安心して遊べる真の大衆娯楽となるため、これらの問題に責任をもって取り組み、不正を徹底して排除するよう求めた。

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