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【コラム】タバコとパチンコの関係性②/CRAナカムラ

投稿日:2020年11月12日 更新日:

●CRAナカムラのぱちんこ泰然自若157
はい皆様ごきげん麗しゅう!仙台市から車で1時間ほどの街に引っ越したCRAナカムラです!仙台も東北ですからクソ寒いんですけど、そこからさらに50キロほど北上したら、気温が5℃下くらい下がるんですね。

( ゚Д゚)マジかー!

今回引っ越した街は普通に熊やキツネが出るようなので、熊はイヤだけどキツネに会えたら、愛犬ラオウの友達として連れて帰ろうと思っております。

さてさて、今回も引き続き「タバコとパチンコの関係性」なんですが、前回ちょっとだけ触れた「なぜ酒はまだこんなに緩いの?」からいきましょうか。

飲酒運転や酒絡みのトラブル、さらにそれによってケガしたり亡くなったりする人、そのまわりの人まで巻き込んだ悲劇の数や重大さで言うと、パチンコやタバコを足して比べても全然足りないんじゃない?その酒がまだ市民権を得ているのは、結局は多数決に他ならなくて、必要としている人の声の方がまだ大きいから。

酒やタバコに限らず世の中そんなもんで、社会的正義なんて主張する人間の声の大きさでどっちにでも転ぶし、そこで優劣がついて「劣」の方は社会悪として扱われるのが実情。

今の若い年代の人達は知らないだろうけど、昔は新幹線の座席に灰皿が付いてたんだぜ?

そしてパチンコに関しては遊技人口3000万人と言われていた時代、大人の過半数がパチンコを楽しめていた時代だからこそ「暗にお目こぼしされていたグレーゾーン」が機能してたんだ。それが今や遊技人口は800万人となって完全に社会悪として扱われる現状だが、ここに来るまでに数々の間違いを重ねてしまったのは否定できない。

業界の根幹であるグレーゾーンは今まで通り「お目こぼし」継続ありきで、

(ぱ’ω’*)「私たちはこんなに健全で!」

(ぱ^^)「社会貢献活動も積極的!」

(ぱ’▽’)「遵法営業しています!」

(ぱ・`д・´)「全てはお客様の笑顔のために!キリッ」

なーーーーーんて、クソ寒いポージングを世間に取り続けたからこうなった。釘と換○というツッコミ所をずっと抱えたままで、だ。

本当に胸張っていいのは、一般景品しか置いてないスロ専だけなんだが…けっこう前にドン○ホーテが着手して、すぐに撤退したよね。要は成り立たないんだよ。

そんな状態で世間にホワイトアピールするのって、知らない人を騙すだけで知ってる人には逆効果、さらに最初騙した人にも真実が知れると倍返しで嫌われるに決まってるでしょ。

爽やかなコマーシャルなんて、やればやるほどパチンコ業界を苦しめるんだ。分かってるかい?ダ〇ナムの中の人!

そんなこんなで、自ら加速度をつけて嫌われに走ったのがパチンコ業界なんだよ。

タバコも「あれ?これヤバイんじゃね?」って自覚するのが遅過ぎた感があるよね。圧倒的な多数決で地位を確立してたのに、少数派に回るタイミングでの采配ミスは否めない。

そして、タバコとパチンコはほぼ同じようなタイミングで叩かれ始め、ワンセットで社会の隅に追いやられた。

でもさ、タバコ業界は知らないけど、パチンコの本来あるべき姿って元々ここが居場所なんじゃない?ボクはそう思うよ。

まだここに来ても爽やかホワイトアピールしてる企業をたまに見るけど、開き直り路線にシフトチェンジしませんか?もう諦めましょうよ、ここから世間に対してホワイトぶっても、何ら良いことなんてないと思うよ?

■プロフィール
CRAナカムラ
奈良・愛知・岐阜・広島で店長職を10年歴任。その後、大阪の某チェーン店で統括営業本部長職を経て独立。常に打ち手目線を持ちつつ…と言えば聞こえはいいが、この男自身パチンコするのが三度のメシより好きという重症患者。

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