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【特別寄稿】パチスロ6.1号機の適合状況と、懸念される問題点/鈴木政博

投稿日:2020年7月27日 更新日:

パチンコでは「遊タイム」など新基準性能の遊技機が既に導入されているのに比べ、パチスロ6.1号機、特に期待されている低ベースAT機の適合状況が芳しくない。昨年、自主規制緩和されたパチスロ6.1号機は、現在どのような状況に置かれているのか。今回は、この点について考察してみたい。

1.パチスロ6.1号機について
6.1号機は、昨年12月17日の型式申請より可能となっており、区分という意味では昨年12月17日以降に型式申請に持ち込みされたパチスロは、厳密には全て6.1号機といえる。ただし「緩和された機能」が搭載されたという意味での6.1号機、特に低ベースAT機は、執筆時点(2020年7月上旬)でも未だ適合情報は聞こえてこない。

6.1号機で緩和された機能を改めてまとめると、以下の3項目だ。

自主規制緩和内容

1.ペナルティ規制の緩和
2.スタートレバー・ボタン等を使用した疑似遊技
3.ビデオリール演出

1.は禁止されていたペナルティの部分緩和。例えば「1枚or15枚」のフラグが成立している時に、1枚を取った場合はAT抽選をするが、15枚を取った場合はAT抽選をしない、といった「当該ゲームのペナルティ」がOKとなる。ただし、どちらをとっても遊技者にとって損得はなく期待出玉率は同じ、というのが条件。また以前にあったような「5G間はペナルティ」など、次ゲーム以降に影響するペナルティは不可で、その当該ゲームのみとなる。

2.は疑似遊技の緩和。従来も可能だった「レバーを叩いたら勝手に逆回転して777が揃う」といった疑似遊技に加え、疑似遊技中に「ストップボタンを押したらリールが停止」したり、さらに「レバーを叩け!」と言われてレバーを叩くと再度リールが回転する、といった「ストップボタンやレバーなどのデバイスにリンクした疑似遊技」も可能となった。

3.のビデオリールは、以前もあったパチスロカイジのような「ミニリール搭載機」で、演出は基本的に全面液晶のビデオリールでやる、といった演出が可能となっている。

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