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【コラム】このタイミングで初代ファフナーのおもひで(後編)/CRAナカムラ

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CRAナカムラのぱちんこ泰然自若70
さてさて、今回は前置きをスッ飛ばして本題にいきましょうそうしましょう!だって長くなるのが目に見えてるから!むしろ定番の「2話完結予定が3~4話まで引っ張られる」パターンになりそうな気がムンムンしてますが、まぁそこは流れに任せていきませう。

前回のコラム『このタイミングで初代ファフナーのおもひで。』では、系列店の店長が1BOX先行導入で超爆赤字で大炎上して行方不明になり、なぜかその店の店長に就任した(させられた)ナカムラってとこまで書いたんだが、話はそこからサクッと飛んでもう一度ファフナーと関わる事にした移籍先の店舗。

色々あって、前編の企業を「もう辞めようかなー」と連れパチ仲間でもある某F社の担当営業マンに愚痴ると…

(F´ω`)実はウチの実家が広島でパチンコ屋やってるんですけど、来ません?

と強烈なカミングアウトをかましてくれまして、有難くその案に乗らせてもらう事にしたんだ。ピークで1ケタ人数だった店を、1年もかからず100人入る店にしたドラマを真横で見てた彼なんで、誘いたくなるのは当然だろう(業界的にはご法度ではあるが)。ちなみにその彼とは、岐阜から朝イチの新幹線で姫路のサ●ーンに突撃し、夕方までに二人でウン十万溶かして記憶を飛ばした仲。まさにマブダチ。帰りの新幹線は共にずっと無言だったのは言うまでも無い。

ででで、店長不在だった広島の店舗に着任して、最初に驚愕したのは

(゚Д゚)ホールコンが無い!マジか!

ってところで、さすがにこれは最優先事項である。どんなに安い中古ホールコンを探してもそれなりの値段…。これに元々ほとんど無い予算を突っ込むと、数カ月に渡って新台入替予算がお小遣い程度しか残らない。しかしホールコンは絶対要るんで、残された熟考ポイントは「お小遣い程度の費用でどんだけインパクトのある事をできるか?」に限定されていくのだが…辿り着いた答えは【ファフナー再導入!全国のプロかかってこいや祭り!】なのであった。

攻略打ち発覚で設置すればするだけ赤字になるファフナーは、もはや全国のホールから完全に姿を消しており、その祭りっぷりは既にレジェンド。そんな機種だから検定期間はたっぷり残ってるのに時価6,000円。業者を通さずに買えばさらに半額。10台買っても3万円+税+書類代となり、だいたい1台あたり5,000円計算。

これを再導入して、当時1日4万PVあったブログを中心に全国に訴求すれば…

(゚Д゚)おもろいことになるんじゃね?ww

と、半ば悪ふざけ的な発想から生まれたのがこの企画である。

すぐに親友である「釘師ゆきち」にヘルプして本格始動!1週間後にはナカムラの部屋の横の空き部屋にゆきち氏が引っ越してきて、謎の共同生活を送りながら来たるべく祭りの構築を始めたのだった。

ここでガッツリ言っておかなきゃならないのは、ファフナーを扱う技術に自信があったからこその企画で、ゆきち氏はコイツで稼いだ側の人間でもある。だから「やれる」と踏んワケで、決して無謀な悪ふざけだけでは無かったという事。悪ふざけ8、真剣さ2くらいの割合だ、ドンマイ。まぁ、クソ赤字にはしない秘策もたっぷりあったしね!

と、いう事でやはり2話では収まらずに来週の「FINAL」に続く!

■プロフィール
CRAナカムラ
奈良・愛知・岐阜・広島で店長職を10年歴任。その後、大阪の某チェーン店で統括営業本部長職を経て独立。常に打ち手目線を持ちつつ…と言えば聞こえはいいが、この男自身パチンコするのが三度のメシより好きという重症患者。

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