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【コラム】止め打ちや捻り打ち禁止なんて店の怠慢/CRAナカムラ

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コラム:CRAナカムラのぱちんこ泰然自若④

●止め打ちや捻り打ち禁止なんて店の怠慢

前回の記事「店としての『プロ対策』」がなかなかの反響だったと編集部からお褒めに預かり、恐悦至極な東北の虎!CRAナカムラです(心は浪速節)。やっぱ今時のお店ってああいう思考にさえ至らないのが本音なんでしょうけども、パチンコが「ぱちんこ」だった頃に立ち返って色々と考え直すのが本当の意味での原点回帰、そしてぱちんこの今後を良くする基本理念だと思うんですよね。

さてさて今回は、いまコンサルで入ってるお店の営業を紹介しようと思います。

まずは【珍】台入替。コレはボクが営業を見る以上マストですね、ハイ。

手打ち台がメイン!多くは語りませんが、少ない予算でどれだけ他店と差別化するか、どれだけ新しい来店動機を作りだせるかが全てっ!最新台に頼った営業なんて、たぶんそこら辺の中学生でもそれなりにできますYO。現役管理者の皆さん、今の言葉を胸に刻みましょうNe。

そしてコレらが今のお店の基本コンセプト。

実際ね、止め打ちや捻り打ち禁止なんて店の怠慢ですから。本来ぱちんこは技術介入があるから「遊技」なんですよ。賭博と遊技の線引きは「技術介入が有るか無いか」なんですから、そこを禁止するのはパチンコを否定する事以外の何物でもないのを解ってますか?スロットでスタッフによる目押しサービスが禁止になった理由を理解してますか?打ち手は少しでも多くの玉(コイン)を出そうと技術を駆使するのが遊技で、それを否定するならもうそれは限りなく賭博とニアリーイコールな存在でしかない。そして何より、こんだけ世間から嫌われようともまだぱちんこを好きでいてくれてるファンに失礼だ。

ボクは止め打ちや捻り打ちにやたら厳しい店は「つべこべ言わず負けて帰れ」だと思ってますよ。しかもそんな店に限って「全てはお客様の笑顔のために!」とか言う寝言をほざきながら気持ち悪い満面の笑みで接客して、自己満足に浸ってる場合が多い。止め打ちや捻り打ちを禁止するなら、スロットも目押し禁止にするべきでしょ!?告知ランプが点灯してても7を狙ったら出禁!オヤジ打ちで偶然揃った場合のみOK!これでイイじゃん。世の止め打ち禁止店の皆さん、本当に大袈裟でもなくこういう事だからね?今アナタ方がやってる事って。

ただし、やりたい放題やらせるばかりじゃなく、嫌な言い方になるけども「躾」は大事。上手い奴らには営業に協力させるって事が重要で、ココで前回の話に立ち戻るワケですね、ナイス伏線。

決して癒着しろって話じゃないよ、そこは前回の話を読んで下さいませ。

ではまた来週!アディオス!

■プロフィール
CRAナカムラ
奈良・愛知・岐阜・広島で店長職を10年歴任。その後、大阪の某チェーン店で統括営業本部長職を経て独立。常に打ち手目線を持ちつつ…と言えば聞こえはいいが、この男自身パチンコするのが三度のメシより好きという重症患者。

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