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31名の留学生に奨学金を給付――大遊協国際交流・援助・研究協会

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(公財)大遊協国際交流・援助・研究協会(髙島洋理事長)は4月13日、大阪市中央区のホテルプリムローズ大阪にて平成27年度奨学金受給証書交付式を開催した。式典には、在阪韓国総領事館の朴慶洙領事、大阪府国際交流監の中井勝雅氏、奨学生選考委員を務めた大阪府遊協の松井昌之助副理事長の他、留学生が在籍する大学関係者らが出席した。

交付式では髙島洋理事長が本年度から新規に奨学金を給付する留学生に奨学金受給証書を手渡し、「苦労の多い留学生活と思うが、それを乗り越え当初の留学の目標を達成して頂きたい。そして、留学生活で得られた貴重な経験と知識を活かして、日本の良き理解者となって国際交流や相互理解の真の懸け橋になって欲しい」と、留学生に祝いの言葉を述べた。

また、中井国際交流監は「大阪には皆さんのように優秀で元気のある留学生を必要としている魅力ある企業がたくさんある。インターンシップなど大阪府が開催しているプログラムにも積極的に参加され、卒業後も大阪の企業で活躍してくれればありがたい」と話した。

同財団の奨学金制度は府下の大学に在籍する留学生を対象に、学部生に月額5万、院生に月額7万円を支給するというもの。25年目となる今年は、新規に15名と継続16名の合計31名に支給。また財団では、奨学金の支給以外にも、奨学生が日本の文化等に馴染むための事業を数多く行っている。

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