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“ひげ紳士”氏がWEB動画の活用法を講演/全遊振

投稿日:2017年3月23日 更新日:

全遊振(曽我部康二会長)は3月16日、都内台東区の上野パークサイドホテルで定例セミナーを開いた。

第1部では、(一社)JAPaN髙橋正人代表が「激動!行政、業界環境の真実」と題し、活性化する行政の立入、推進機構の行政通報の留保解除などの話題が続くなか、コンプライアンス(法令順守)を最大化するポイントを解説した。

続く第2部では、エイリマンアット㈱の重盛泰志代表取締役と、パチンコホール「チャレンジャー幸手店」・オーナー兼店長の“ひげ紳士”氏が登壇。重盛氏は某有名ネット放送で培ったノウハウから、勝ち残りの為のプロモーション論を語った。

WEB動画「パチンコ店を買い取ってみた」で有名な“ひげ紳士”氏。総再生回数400万回というパチンコホール関連動画サイトでは最も視聴されている同WEB動画。内容は元ホール企業勤務経験者の“ひげ紳士”氏が埼玉県の田舎にある小さなホールを買い取り、オーナー兼店長として再生させようという試みを、リアルタイムで伝えるというもの。一般ファンがなかなか伺いしれない、ホールコンの内容や新台入替風景など、ホール営業の実態を晒すという方針と、やや自虐的な内容で視聴者の共感を得た。その結果、動画サイト公開時、同ホールの売上は1,000万円だったのが、その後の1年間で約3倍に増加。この間、動画サイトの視聴者を中心に、同ホールには6,450人の新規客が来店するという圧倒的な広告効果を実現した。“ひげ紳士”氏はセミナーの中で、「自分の置かれている状況を楽しく伝えることでモチベーションを維持した。壊れかけのネオンも私にとっては広告宣伝する上での資源となった」と述べた。

第3部では、グローバル・リンク・アソシエイツの米田隆代表取締役が講師を務め、「業界人に必要な資産保全の在り方」と題して、現金主義のパチンコ業界だからこそ、幹部からスタッフまで知っておくべき資産保全の方法を伝授した。

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